活版印刷にて紫陽花のポストカードを作成しました。
活版印刷は、ルネッサンス時代よりある印刷方法で、印刷した際の発色や紙につく凹凸が特徴の一つとなっています。

梅雨の時期に雨を受けてひときわ輝きを放つ花『紫陽花』。
道端にひっそりと、しかし時期が来ると存在感を爆発させて咲く紫陽花をイメージして作成しました。

どうしても、バイオレットのインキを使用して、紫陽花を表現したく、バイオレットとの対比で葉の色の調整に神経を使いました。
葉の色を緑が強めの色にしてしまうと、紫陽花が霞んでしまいます。
メインではないけれど、そこにちゃんとあって、紫陽花を引き立ててくれる葉の色を調色しました。

活版印刷では基本的に一度の印刷で一色しか刷ることができません。
最初に花の部分を印刷して、花の位置に良い配置になるように葉の部分を調整しながら、２度目の印刷を行いました。
どちらの印刷も、細心の注意を払って、発色に問題ないか？インキはきちんと乗っているかを一枚一枚確認しながら、手作業で印刷しています。

正直なところ、ずれが発生したりして、作品として発表できない物もあります。

もちろん作品として発表しているものは厳選して厳しいチェックをしておりますので、
ご安心ください。




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＊＊＊こんな使い方もあります＊＊＊
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今回のポストカードで使用している用紙は「コースター用紙」です。
発色と活版印刷の特徴を引き立ててくれる用紙の為、好んで使用しています。

お店などで、夏に冷たい飲み物などを注文するとグラスの下に敷かれて出て来る紙に使われている用紙です。
水滴を吸い取ることが目的ですので、吸水性に優れています。

最後の5枚目の写真にあるように、
その特性を生かして、私はアロマオイルを染み込ませてアロマディフューザーとして使用しています。
数滴垂らしておくと何日か香ります。

何日かで揮発しますので、別の気分になりたい時には別のアロマオイルを垂らします。

お手紙にお気に入りの香りをつけてプレゼントするのも素敵です。
その際には封筒に入れてお送りいただくことをお勧めします。



４枚目の写真のように
ポストカードですので、どこにでも飾ることができます。
作品の写真のように立てて飾ることもできますし、壁に貼ることもできます。
これは、ポストカードならではの使い勝手の良さと言えます。
小さいお子さんやペットを気にせずにご使用いただけます。



ご購入時の注意点：
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＊お使いの端末や閲覧環境により、写真と実物の色味や質感が多少異なって見えることがございます。

＊1枚1枚手作業で制作しているため、インキの乗りが異なる部分や擦れの部分があります。
それぞれの味わいを楽しんでいただければと思います。

#紫陽花ハンドメイド
紫陽花ハンドメイド2024