『銀杏』

黄金色の銀杏の葉が散るさまを描いた作品です。

光を纏うかののように輝きながら舞い降る銀杏は
「金色の小さき鳥の形して」と与謝野晶子も詠んだ秋の風物詩。
樹齢1000年を超すほど長く生きることから
『長寿』の意味合いも持ち得ています。

また、銀杏の葉の形状は末広がり。
『繁盛・運を開く』ことの吉兆とされる扇を彷彿とさせます。

風をはらみ、輝きながら舞い降りる銀杏の葉を
鳥のように扇のように、イメージを重ねながら表現しました。

本作品は黄金色の岩絵具の上からを純金泥をぼかし入れ、
線描をほどこす日本画の技法を用いています。
蒔絵のような華やかさと日本画様式の格調高さを兼ね備えた一品。
岩絵具の黄金色が美しい四季のワンシーンを再現し、
書斎や応接間に静かな華やかさを添えます。
お祝い事や海外への贈り物などにもご利用ください。


額装済み1点もの原画、箱付き、送料無料でのご案内です。

■制作：2021年
■額込外寸：h275×w225×d22（㎜）
■使用材料：和紙(雲肌麻紙)、墨、金泥、岩絵具、膠


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＜絵について＞

長い樹齢を持ち、耐火性の高い銀杏は
街中のメインストリートやお寺の境内、学校、公園と
暮らしの中に根付いて誰しもが見かける身近な存在です。

私も秋になると、銀杏が金色に色づくのが待ち遠しくなります。
ひらひらと回るように舞い降る銀杏の葉は
愛らしく不思議な形をして
いつもどこか懐かしい夢のような心持にさせてくれます。

やわらかな光を放つ墨の黒を背景に
写実的に描いた金色の銀杏。
いつまでも色あせることのない光をとどめるように描きました。



＜材料・技法について＞

和紙に墨・金泥・岩絵具など、
日本画で使われる画材を使って描いています。
この作品では、絵を描く前に和紙にひと工夫しています。

染めるように墨を塗り、
それをもみ込んで乾かしてからパネルに張り込んでいます。
やわらかな和紙の風合いと、
ところどころ銀のように光って見える墨の色。
オリジナル手法の揉み紙です。

銀杏は仕上げに純金泥で、ぼかしと線描をほどこしています。
黄金色の岩絵具に金の輝きが重なり
シンプルながらも単調ではない色味を楽しんでいただけます。



＜納期・配送について＞

ゆうパック120でお送りいたします。
どちらにお住まいでも送料無料でお送りいたします。
受注後３～４日での発送となります。



＜額装について＞

１点もののため、こちらで選んだ額を付けてお渡しいたします。

■ブラック×ゴールド
　黒塗装の上から軽くやすりがかかり、
　ヴィンテージ調の仕上げとなっております。
　わずかに見える面金仕様が作品に華やかさを添え、
　クラシックな雰囲気を演出してくれます。

■額表面はガラス仕様です
　ガラスは傷や汚れへの耐性が高く、
　アクリルよりも埃がつきにくい特性があります。
　拭き掃除のお手入れも気軽に行っていただけます。
　経年劣化による変形・変色も心配ありません。
　




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●画像では実際と色合いが異って見える場合がございます。
　ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。