『てふてふ　蝶の路』

どこからともなく舞い込んだ、そんな蝶の舞う光景を描きました。

モノクロの蝶。
この蝶シリーズは、これまでも複数の作品で題材にしてきましたが
「目的をもってどこかに向かおうとしている」
「幽玄の境を漂っている」
「花が蝶に変身したような不思議さを感じる」など
人によって様々な捉え方をしていただいてきました。

新築祝い、結婚のお祝いはもちろん
和洋問わずロビーやホール、応接などの空間を
しっとりと演出してくれます。

額装済みの1点もの原画、箱付き、送料無料でのご案内です。

■制作：2021年
■額込外寸：h275×w225×d22（㎜）
■使用材料：和紙(雲肌麻紙)、墨、胡粉、岩絵具、膠


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＜絵について＞

ふと、蝶がひらひらと舞う光景が見たくなり、描いた作品です。

今回は、ただ羽ばたいて静かに舞う蝶のその様子が浮かびました。
てふてふ、てふてふ、静かに飛んでいく蝶たちを見つめていると
自分の気持ちもどこか遠くに運ばれていくように思えます。

蝶は時たまふと思い浮かぶイメージで、
「夢」や「水」とどこかリンクします。
きっと中原中也や萩原朔太郎の詩の影響があるのだと思います。

形は少しこだわって、写実的でもあり装飾的でもある蝶にしました。
参考に「西本願寺三十六人家集」や着物「辻が花染め」の図案など。

シンプルな材料と色。
シックで少しクラシカルな蝶の舞う光景。
大切にしたい場所にかけて、
静かな心持ちで見つめていただけますと幸いです。



＜材料・技法について＞

和紙に墨・胡粉・岩絵具など、
日本画で使われる画材を使って描いています。
この作品では、絵を描く前に和紙にひと工夫しています。

染めるように墨を塗り、
それをもみ込んで乾かしてからパネルに張り込んでいます。
やわらかな和紙の風合いと、
ところどころ銀のように光って見える墨の色。
私自身とても好きな作り方です。

羽の黒い部分も墨ですが、描き終わってから少し膠を塗っています。
そうすることで墨にツヤが生まれる、昔からある技法です。



＜納期・配送について＞

ゆうパック120でお送りいたします。
どちらにお住まいでも送料無料でお送りいたします。
受注後３～４日での発送となります。



＜額装について＞

１点もののため、こちらで選んだ額を付けてお渡しいたします。

こちらの作品、ぴったりの額に出会えました。
額屋さん、絵描き仲間にも「とてもいいね」と言っていただけた、
思い入れのある組み合わせです。

■ブラック×ゴールド
　黒塗装の上から軽くやすりがかかり、
　ヴィンテージ調の仕上げとなっております。
　わずかに見える面金仕様が作品に華やかさを添え、
　クラシックな雰囲気を演出してくれます。

■額表面はアクリル仕様です
　アクリルはガラスよりもクリアで鑑賞に適した材料です。
　軽くて割れにくく安全。
　経年劣化による変形・変色も心配ありません。
　室内の紫外線も抑え、長く安心して楽しんでいただけます。




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●画像では実際と色合いが異って見える場合がございます。
　ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。