若干25才にして現代音楽音楽演奏コンクール「競楽X」、朝日現代音楽賞など数々の音楽賞を受賞し、世界的に活躍する新進気鋭のピアニスト・佐藤祐介。 「佐藤祐介デビュー15周年記念ピアノリサイタル」の委嘱作品となった平山智の「Faceless People No.2」「Faceless People No.3 ~Before the Epilogue」のピアノスコアセット。 「Faceless People(No.1)」の続編となる2曲は1番から連続して演奏することも、それぞれ独立して演奏することも可能。
<プログラムノート > 均一で客観的な時間、匿名性に基づく関係と、純粋な個別性に対する無関心。哲学者G・ジンメルが洞察した「大都市の精神生活」が本作を貫く背骨である。 5年前、佐藤祐介の「Faceless People(No.1)」初演を聴いた時に、既に「No.2」の構想は出来ていた。このピアニストなら自分の表現したいものをぶつけられると直感した。「No.3」はコロナ禍中に書き上げた。音楽家がコロナ禍で奪われた豊かな「響き」。殺伐たる世界に、大切な何かが強く響くことを願う。 written by Tomo Hirayama 平山智
「佐藤祐介デビュー15周年記念ピアノリサイタル」の委嘱作品となった平山智の「Faceless People No.2」「Faceless People No.3 ~Before the Epilogue」のピアノスコアセット。
「Faceless People(No.1)」の続編となる2曲は1番から連続して演奏することも、それぞれ独立して演奏することも可能。
<プログラムノート >
均一で客観的な時間、匿名性に基づく関係と、純粋な個別性に対する無関心。哲学者G・ジンメルが洞察した「大都市の精神生活」が本作を貫く背骨である。
5年前、佐藤祐介の「Faceless People(No.1)」初演を聴いた時に、既に「No.2」の構想は出来ていた。このピアニストなら自分の表現したいものをぶつけられると直感した。「No.3」はコロナ禍中に書き上げた。音楽家がコロナ禍で奪われた豊かな「響き」。殺伐たる世界に、大切な何かが強く響くことを願う。
written by Tomo Hirayama 平山智
アナログメトロノームとピアノという身近な道具を武器に「現代」を鋭く切り取った同作品。多くのピアニストの方々の挑戦を期待しております。
お買い上げの方には作曲者のサインを添えてお届けいたします。